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除夜の鐘は、なぜ108回撞くのですか?

人間の108の煩悩を取り除くためと言われています。

除夜の鐘の「除夜」は、大晦日の夜のことを言います。
大晦日は一年の最期の日で、古い年を除き去り、新しい年を迎える日という意味から「除日(じょじつ)」といい、その夜なので「除夜」といいます。
除夜の鐘は108回撞かれ、この「108」という数の由来については次のような複数の説があります。
(1)人間の煩悩の数が108あることから108回、(2)月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表すため、(3)四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけ合わせた数と言われていますが、(2)(3)に ついては、後世に考えられた説と言われています。
ちなみに、除夜の鐘は大晦日に108回撞くと思われがちですが、大晦日に撞かれるのは107回で、残りの1回はその年の煩悩にわずらわされないように新年になってから撞かれます。
清らかな除夜の鐘の音を聞きながら、その年の自分を振り返り、新たな思いで良い年をお迎え下さいますよう心よりお祈り申し上げます。