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なぜ、お墓の建立者の文字は赤いのですか?

家族や子孫の繁栄を願う意味があるようです。

一説によると、江戸後期に庶民階級で夫に先立たれた女性が夫婦墓を建てるようになり、その時に妻も戒名を貰って一緒に戒名を彫る習慣が増えました。その際に妻だけはまだ生きている証として、自分の戒名を朱文字で入れていたと言われています。
現代に入り、生前にお墓を建てる寿陵(じゅりょう)が一般的となり、朱文字で建立者の名前を刻む家庭が増えました。中国では古来より、生前にお墓を建てることは長寿を授かる縁起の良いこととされ、古文書にも「寿蔵」や「寿堂」などと書かれています。そのため、祝い事の色でもある「朱色」が多く用いられ、現在でも建立者の名前は朱文字で刻まれています。
お墓の建立者にご不幸が生じた場合、以前は朱文字の色を落とすことが多かったようですが、現在では、建立時そのままにされている家庭も多いため、赤文字の墓石が多く見られるようになったようです。
お墓とは、時を超え、先祖を知り、大切な故人とのふれあいの場であるとともに、家族の絆を再確認し、未来の子孫へと永遠につながる「心のふるさと」であるような気がいたします。